会場の3000人と生放送視聴の40万人が熱狂! 「ニコニコ大会議2009~2010 ニコニコ動画(9)全国ツアー ファイナル2Days in 東京」最終日レポート
人気動画共有サイト「ニコニコ動画」の無料ツアーイベント「ニコニコ大会議2009~2010 ニコニコ動画(9)全国ツアー ファイナル2Days in 東京」が、2月19日~20日の2日間、東京・JCB HALLにて開催された。ここでは最終日、2月20日の模様をお届けしよう。司会はひろゆきと夏野剛の二人が担当。この日はニコニコ動画で活躍する人気ユーザーによる豪華ライブパフォーマンスが行われるということで、大勢のニコニコ動画ファンが集まった。
ライブの前には、ひろゆきと夏野がこれまでのツアーを振り返ったり、ニコニコ動画の新しい商品や企画についてのトークを展開。商品としてはニコ酎というお酒が販売が決定。企画については片岡義朗プロデューサーを呼んで語られた、ニコニコ動画で生中継するミュージカル、略して「ニコミュ」のためのワークショップの開催が決定。さらに人気雑誌『MEN’S KNUCKLE』(ミリオン出版)とタッグを組んだオーディションプロジェクトも発表された。
会場からの質疑応答にも答える形となり、「イケメンじゃなきゃ応募できませんか?」「ニートでも応募していいですか?」などコミカルな質問が寄せられ、会場を沸かせた。もちろん、それらは全てOKとのこと。それぞれの商品や企画に関しては、ニコニコ動画のニコニコニュースで追って情報を発表していく模様。
トークコーナーが終了し、いよいよスペシャルライブパートがスタート。王族BAND(海賊王、インテル王子、ティッシュ姫)とピルクルによる生バンド演奏をバックに、まずは赤飯がステージに登場。赤飯の「盛り上がっていきますか!だったら立っちゃえばいいんじゃないの!?」という煽りに、観客は一斉に総立ち。大歓声と共に会場の空気が一変する。「IMITATION BLACK」を独特の美声で披露し、さっそく観客を酔わせた。途中からピコが参加し、一緒に熱唱。さらに続く「magnet」ではニコニコ動画上のイラストと同じ蝶のヘッドセットを装着して二人で見つめ合い、まるでボーイズラブを思い起こさせるような雰囲気で、1フレーズ目は男声で、2フレーズ目は女性の声と見間違うような歌声を披露し、客席からは歓声が沸いた。
「今日は私も一人のニコ厨としてここに来ました」と言って現れたのは、桃井はるこ。アニサマのステージに立つようなアーティストなのに、こうしてアマチュアたちと一緒に歌うという姿には、モモーイの飾らない魅力がとても表れていた。そんなモモーイだからこそニコニコのファンには受け入れられているし、ニコ生でも大人気なのだろう。モモーイはボカロ曲で人気の「メルト」「ロミオとシンデレラ」を甘い歌声に合わせて届け、会場を盛り上げた。
うって変わり、やまだんと鋼兵は、雄々しい「恋のホイホイチャーハン」を歌う。歌い終わった後、会場からの「脱げコール」に鋼兵はタンクトップを脱ぎ上半身裸を見せたが、やまだんは「とても見せられない体型なんで許してください」と土下座をし、会場から笑いを取った。
ここでDANCEROIDの3人が登場。最初にミンカ・リーが「Be MYSELF」の曲に合わせてダンス。衣装はもちろんおなじみのメイド服姿だ。次は「ストロボナイツ」でいとくとらが清楚なスタイルで綺麗に踊りを決めた。最後は「ルカルカ★ナイトフィーバー」で愛川こずえがニコニコ動画上でも見せているキレのあるダンス姿を客席に披露した。
ルシュカ、[TEST]、Re:の3人はそれぞれレッド、ブルー、イエローのマスクをかぶって、ニコニコ動画でも放送されたアニメ『天体戦士サンレッド』の第1期・第2期OPテーマである「溝ノ口太陽族」「続・溝ノ口太陽族」を弾き語りで歌い上げた。
ここでバンドメンバーが王族BANDから、ゴムが引き連れてきた[Mint]([TEST]、地味侍、赤い流星、ショボン)に交代。ゴムは「1925」を歌う前に、サビ前に入れる「ヘイヘイヘイ」のコールの練習をしようと観客に提案。本番ではゴムの歌声とオーディエンスの「ヘイヘイヘイ」というコールがバッチリ決まって一体感で包まれた。
身につけているサングラスをカッコよく客席に飛ばし「ダンシング☆サムライ」を歌ったのはぽこた。イケメンボイスに黄色い声援が飛び、客のノリも最高潮となり、拳を突き上げてライブを楽しんだ。
続いて登場したのは、サリヤ人とちょうちょという女性二人。「Just Be Friends」を二人で披露。サビでのハモリがとても美しく、最高の歌声で贅沢なひとときをオーディエンスに提供した。
ボカロ曲で人気の「本当に大事なのはひとつだけ」の替え歌「本当に俺らニコ厨だね」をさわやかに歌ったのはrecogと海斗。ある意味、運営批判とも捉えられそうな歌詞を公式イベントで歌ったのが伝説的だ。ニコニコ動画に携わっている人たちの懐の広さがわかるし、このイベントが本当にニコニコを愛している人たちに向けて作られているのがわかる瞬間だった。客席も一緒になって歌い、それぞれが自らのニコ厨っぷりをアピールした。
ラストは、らっぷびと、absorb(halyosy、that、is)、yonji、プリコ、そして今まで登場してきた出演者全員で「Smiling」を大合唱。この時間帯に、ニコ生で視聴している人数が40万人を突破。会場に来れなかったとしても、多くのニコニコファンはモニターを見ながらコメントを書き込み、会場と一緒の気持ちだったことだろう。アンコールでは「翼をください」を全員で盛り上がりながら歌い、幸せな空気の中、大団円のうちに幕を閉じた。
今回のニコニコ大会議、これは一つの大規模なオフ会と言っても過言ではない。ニコニコユーザーたちがパフォーマンスを披露し、それをニコニコユーザーたちが生で受け取る。プロのアーティストのライブとはまた違った面白さがここにはあった。ステージ上も客席もみなニコニコを心から愛してやまない人たちなのだ。
<セットリスト>
01. IMITATION BLACK(赤飯、ピコ)
02. magnet(赤飯、ピコ)
03. メルト(桃井はるこ)
04. ロミオとシンデレラ(桃井はるこ)
05. 恋のホイホイチャーハン(鋼兵、やまだん)
06. Be MYSELF(ミンカ・リー)
07. ストロボナイツ(いとくとら)
08. ルカルカ★ナイトフィーバー(愛川こずえ)
09. 溝ノ口太陽族(ルシュカ、[TEST]、Re:)
10. 続・溝ノ口太陽族(ルシュカ、[TEST]、Re:)
11. 1925(ゴム)
12. ダンシング☆サムライ(ぽこた)
13. Just Be Friends(サリヤ人、ちょうちょ)
14. 本当に俺らニコ厨だね(recog、海斗)
15. Smiling
アンコール
16. 翼をください
ニコニコ動画:
http://www.nicovideo.jp/























