JAM Project、ついに武道館に降り立つ! 『Hurricane Tour 2009 Gate of the Future』最終日レポート
昨年のワールドツアー『No Border』、5月のシングル「レスキューファイアー」発売を挟み、4月からの国内ツアー『Hurricane Tour 2009 Gate of the Future』で日本、韓国、台湾とライヴを行ってきたJAM Project。かねてより目標だと語ってきた聖地・日本武道館でのワンマンライヴの模様をお届けします。
天候にも恵まれ、満員の日本武道館で開演を待ちわびるファンの期待が高まる中、開演時間になるとフッと照明が落ちる。ステージ上に鎮座する巨大なスクリーンに、林の中を走り抜ける列車の映像が映し出され、荘厳なコーラスが鳴り響く。
1曲目は「Crest of Z’s」。ドラムの重低音が会場に鳴り響き、炎が噴出するステージの上で、黒いコートに身を包んだメンバーが登場。重厚なサウンドとコーラスに、きらめくサイリウムと歓声で応える客席のファン。この日のライヴは、こうして始まった。続く「ハリケーンLOVE」「Legend of the Heroes」と、上がるテンポとシンクロして熱狂も加速していく。
JAM Projectとして初めて武道館でワンマンライヴを行う喜びや意気込みを語り、「みんなでケロケロしようぜー!」という影山の呼びかけで、「ハローダーウィン ~好奇心オンデマンド~」。そして「牙狼 ~SAVIOR IN THE DARK~」、ヒカルド・クルーズを加えて「Break Out」「迷宮のプリズナー」「限界バトル」と、熱い楽曲をたたみかけるようにメドレーで披露。さらに続けて「紅ノ牙」を歌い上げ、すでに会場のテンションは最高潮。ここで、福山が「ここに、8000人以上が聴いています。これが全員で歌ったらどんな声なんでしょうかね。俺は聴きたい! 魂の“GONG”を一緒に歌ってくれー!」と煽ると、ファンも一緒に合唱。8000人の歌声はまさに鳥肌もの。圧倒的な迫力と熱気で、武道館に“GONG”が鳴り響いた瞬間だった。
続いて、奥井とヒカルドが退場し、影山、遠藤、きただに、福山の“漢JAM”による「未来への咆哮」。こちらもサビを観客全員が合唱する盛り上がりを見せ、ライブ前半戦終了。メンバーが一度退場し、再び視線はステージ上のスクリーンへ。
2008年のワールドツアー『No Border』の様子が映し出され、改めて武道館に向けてJAMが辿ってきた道のりを思い起こさせる。そして、再びメンバーが登場し、「Get over the Border」からライヴ後半戦スタート! 続けて「COSMIC DANCE」と、ダンサブルな曲を披露した後は、JAMのツアー恒例のメンバーが楽器を演奏しながら歌うアコースティックコーナーへ。影山の「みんなビューティフルすぎるわー」というMCでネタを振り、ファンのことを思って作ったという「BEAUTIFUL PEOPLE」。温かな楽器の音と歌声を、8000人のクラップと合唱が彩ると、影山からは「JAMのファンはBEAUTIFULを通り越してGREAT」という言葉も飛び出した。そして、続いて披露されたのは、武道館のために取っておいたという「約束の地」。JAMメンバーの武道館への思いを受けて、先ほどよりも一際大きなクラップで演奏を盛り上げていたファンの温かさが印象的だった。
アコースティックコーナーが終わると、ヒカルドが登場。改めて紹介を受け、パスポートを間違えて洗濯してしまって大変だった話などを披露した。ヒカルドといえば、特撮番組の大ファンということで、続いての曲は「レスキューファイアー」。「爆鎮!」「完了!」のかけ声とともにステージ上に炎が噴き上がり、再び会場を熱く盛り上げていく。続けて、影山の「新曲をお見舞いするぜ!」という言葉によって披露されたのは、TVアニメ『真マジンガー 衝撃!Z編』新OPテーマ「守護神-The guardian」。スクリーンに映し出されるアニメ映像に合わせて「ふりかざしたその手で お前は何をつかむのか」と作品のテーマを歌い上げていた。そのまま続けて「Sempre Sonhando ~夢追人~」。自ら作詞を担当したヒカルドの歌い出しに合わせて、今度はスクリーンに海や山、空、草原などの雄大な風景も美しく、五感を通じて訴えかけてくるメッセージがあった。続いて、バンドメンバー紹介を交えながら、プロレス団体『ドラゴンズゲート』テーマソング「NEW GENERATION! ~KOBE to the WORLD~」を歌い、タオル回しやコール&レスポンスなどを交えながら会場との一体感を高めていく。
そして迎えたライヴ終盤戦。影山の「最後までぶっとばしていくぜ!」という言葉を受けて、まずは『スーパーロボット大戦MX』OPテーマ「VICTORY」。そして、『スーパーロボット大戦α外伝』OPテーマ『鋼の救世主」。TVアニメ『The SoulTaker ~魂狩~』OPテーマ「SOULTAKER」、さらに『スーパーロボット対戦OG ORIGINAL GENERATIONS』OPテーマ「ROCKS」と、人気楽曲のオンパレードで一気に駆け抜けた。紅一点の奥井を中心としたフォーメーションでの美しい歌声のハーモニーを保ちながら、「鋼の救世主」で見せた遠藤の超ロングトーンや、ステージをところ狭しと駆け回り左右の客席近くで歌うメンバーなど、初の武道館を思いっきり楽しみ、ステージを後にした。
だが、これでは満足できないということで、すぐさま巻き起こる「Motto! Motto!」コール。アリーナ、1階、2階、下手、上手とそれぞれの場所から武道館にこだまする祭囃子のような歓声が、徐々にひとつになっていく。コールに応えてJAMの5人が再び登場。MCで影山が「アニソンは世界中の人を元気づけるためにある。JAMは命をかけます」と宣言。「好きだったHEROを忘れないでほしい」と語り、アンコール1曲目は「HERO」。歌い終えると一度退場し、「Motto! Motto!」コールの中、ヒカルドを含めて再登場。「お前らの聴きたい曲は何だー!?」と問いかける影山に、会場一体となって「「SKILL」!!」と答え、この日最後の1曲、「SKILL」。会場一体となって歌い、叫び、跳ぶ。「Motto! Motto!」のコールアンドレスポンスでは、“盛り上げ部長”こと、きただにひろしがワイヤーアクションで会場内を飛び回り、最後のサビ前では影山&遠藤が銀テープのバズーカを発射するなど、さまざまな趣向を凝らしつつ、メンバーもファンも最高の思い出を作っていた。
最後に、メンバーから一言ずつ、武道館の思い出やこれからの抱負を語り、ファンの拍手に包まれて幕を閉じた。遠藤、影山も語っていたように、このツアーのタイトルとなっている『Gate to the Future』という言葉のとおり、武道館のワンマンライヴは新たな出発点。この日に発表された新曲「守護神-The guardian」発売や、『神宮外苑花火大会』『アニメロサマーライブ』『ランティス祭り』出演と、活発な活動が予定されているJAM Project。「アニソン」という文化を背負うJAM Projectが、武道館ライヴの成功を受けてどのような未来を切り拓いていくのか、今後も楽しみに追いかけたい。
<セットリスト>
01. Crest of Z’s(PS2用ゲーム『スーパーロボット大戦Z』OPテーマ)
02. ハリケーンLOVE
03. Legend of the Heroes(『サンデーVSマガジントレーディングカードゲーム』テーマソング)
04. ハローダーウィン ~好奇心オンデマンド~(TVアニメ『ケロロ軍曹』OPテーマ)
05. 牙狼 ~SAVIOR IN THE DARK~(TVドラマ『牙狼』OPテーマ)
06. Break Out(TVアニメ『スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ』OPテーマ)
07. 迷宮のプリズナー(OVA『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS』OPテーマ)
08. 限界バトル(TVアニメ『遊戯王デュエルモンスターズGX』EDテーマ)
09. 紅ノ牙(TVアニメ『超重神グラヴィオンツヴァイ』OPテーマ)
10. GONG(PS2用ゲーム『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』OPテーマ)
11. 未来への咆哮(PCゲーム『マヴラヴ オルタネイティブ』挿入歌)
12. Get over the Border
13. COSMIC DANCE(PS2用ゲーム『スーパーロボット大戦Z』EDテーマ)
14. BEAUTIFUL PEOPLE
15. 約束の地
16. レスキューファイアー(TV特撮ドラマ『トミカヒーロー レスキューファイアー』OPテーマ)
17. 守護神-The guardian(TVアニメ『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』新OPテーマ)
18. Sempre Sonhando ~夢追人~
19. NEW GENERATION! ~KOBE to the WORLD~(プロレス団体『ドラゴンゲート』テーマソング第2弾)
20. VICTORY(PS2用ゲーム『スーパーロボット大戦MX』OPテーマ)
21. 鋼の救世主(PS用ゲーム『スーパーロボット大戦α外伝』OPテーマ)
22. SOULTAKER(TVアニメ『The SoulTaker ~魂狩~』OPテーマ)
23. ROCKS(PS2用ゲーム『スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS』OPテーマ)
アンコール
24. HERO
Wアンコール
25. SKILL(PS2用ゲーム『第2次スーパーロボット大戦α』OPテーマ)
<CD情報>
JAM Project「レスキューファイアー」
2009年5月27日発売
ランティス
LACM-4617
¥1,200(税込)
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【収録曲】
01. レスキューファイアー
作詞・作曲:影山ヒロノブ 編曲:鈴木マサキ
※特撮『トミカヒーロー レスキューファイアー』OPテーマ
02. Three Souls
作詞・作曲:きただにひろし 編曲:R・O・N
03. レスキューファイアー(off vocal)
04. Three Souls(off vocal)
JAM Project「守護神-The guardian」
2009年8月5日発売
ランティス
LACM-4632
¥1,200(税込)
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【収録曲】
01. 守護神-The guardian
※Vアニメ『真マジンガー 衝撃!Z編 on television』EDテーマ
他
JAM Project公式サイト:
http://www.jamjamsite.com/





















