「Trickster」発売記念『新宿コマ劇場座長公演 水樹奈々 大いに唄う』レポート
10月11日、新宿コマ劇場にて『新宿コマ劇場座長公演 水樹奈々 大いに唄う』が行われた。
このイベントは、10月1日にリリースされた水樹奈々の18thシングル「Trickster」発売記念として行われたイベント。「Trickster」に同封されていたチケットで応募し、当選した人だけが招待されるのだが、応募総数はなんと4万人以上。しかし、コマ劇のキャパシティは約2000人で、3公演合わせても約6000人しか招待されず、相当な狭き門のイベントとなった。当選の幸運を手にした参加者は、いつもの水樹奈々のライブ前の雰囲気とは違う、レトロな昭和歌謡が流れているコマ劇独特の空気を感じ取っていた。
そんな空気を破るかのように「DISCOTHEQUE」でイベントが開幕。PVと同じ衣装で登場した水樹は、コマ劇場の由来となったコマのように回転する舞台の最上段に立ち、ダンサーは回転する中段の舞台の上で踊るという、当初から観客のド肝を抜いた演出となった。
続いて、「好き!」を披露すると、MCでは「今日は座長と呼んで欲しい」と呼びかけ、観客から「座長!」という声が飛び交った。
“水樹座長”が黒いドレスに着替え、『ロザリオとバンパイア CAPU2』のEDテーマでもある「Trinity Cross」を歌うと、いつもはアコースティックアレンジで披露されることが多い「Brilliant Star」をオリジナル音源で歌い、会場をしっとりとした雰囲気にさせた。最後はニューシングル「Trickster」で怒涛の盛り上がりを見せ、第一部の歌部門は終了。
第二部が始まるまでの間、7月5・6日に行われた『LIVE FIGHTER』のBlu-rayの映像の冒頭部分が“宇宙初公開”された。映像内で歌われた「Astrogation」に合わせ、観客は夏の公演を思い出すかのようにサイリウムを振るという一幕が見られた。
第二部は、座長によるお芝居。キャストは水樹のほかに、杉田智和、小西克幸、福圓美里(2回目のみ)、鈴村健一、そしてナレーションには若本規夫が起用され、奇跡とも言っていいほどの豪華声優陣が揃った。
大衆演劇の聖地でもあるコマ劇で演じられた演劇の内容は、江戸の城下町で繰り広げられる物語。杉田、小西、福圓の悪党の3人が、歌姫の水樹を誘拐し、歌姫のお目付け役である鈴村から身代金を大量にかっさらうことを目論む。そんな悪党を退治すべく、歌姫の正体を隠した水樹が悪党の仲間になるふりをして3人を退治しようする展開だが、途中で歌姫であることを証明するために歌った「夜桜お七」、そして、悪党たちを退治した後に歌った「河内おとこ節」と、水樹が着物姿で演歌を披露した。普段のライブとは全く違った演出、選曲であるが、そんな貴重な姿を観客は目に焼き付け、確かな歌唱力を持つ水樹の演歌に聴きほれていた。
イベントの最後では、来年1月に行われる東名阪ライブツアー『NANA MIZUKI LIVE FEVER 2009』の情報が公開され、会場全体も狂喜乱舞し、まさしく“FEVER”状態に。
水樹にとっての憧れの場所であるコマ劇で奇跡的に1日だけ歌えることになったというこの公演は、ファンの間で永遠に語り継がれる伝説のイベントになったことは間違いない。
水樹奈々公式サイト:
http://www.mizukinana.jp/





















