アニソンの祭典『アニメロサマーライブ2008 -Challenge-』ライブレポート(初日)

毎年恒例のアニソンフェスティバル『アニメロサマーライブ』! 満員のさいたまスーパーアリーナで繰り広げられた2日間にわたる熱狂のライブを完全レポート! 初日・8月30日の様子をお届けします!
(31日のレポートはこちら


水樹+田村開演時間を過ぎ、ステージに設置された巨大スクリーンにこの日の出演者が次々と登場するたびに上がる拍手と歓声。誰が出てくるのかという期待の中、制服のような衣装に身を包みステージ中央に現れたのは田村ゆかりと水樹奈々の二人。



田村ゆかり1曲目から田村&水樹という豪華アーティストによる「恋せよ女の子」という夢の競演に、客席ではウルトラオレンジのサイリウムが点灯する大盛り上がり。続けて、メドレーで水樹奈々の「アノネ~まみむめ☆もがちょ」をデュエットし、最後にキメの「いいじゃなーい」というセリフの後で、パッとセンターステージから消えて、再び田村が地下からせりあがってくるという驚きの演出の後に、田村ゆかりソロステージのがスタート。TVアニメ『おとぎ銃士 赤ずきん』OPテーマ「童話迷宮」と8月27日発売の新曲「バンビーノ・バンビーナ」を続けて披露。MCで「アニサマにビッグウエーブを巻き起こすために開発された“魔法のステッキ”」の説明と実演を挟んで、「めろ~んのテーマ~ゆかり王国国歌」を歌い、「めろ~ん」という掛け声と共に振られたステッキに合わせて、さいたまにビッグウエーブが起こった。

石田燿子ゆかり姫がステージを去ると、花道の先にあるセンターステージに石田燿子が登場。TVアニメ『ストライクウィッチーズ』主題歌「STRIKE WITCHES~わたしにできること~」でさらに盛り上げ、続いて歌ったのはアニメ『藍より青し』OPテーマ「永遠の花」。暗転した会場にサイリウムが輝く幻想的な空間を演出した。









yozuca*石田燿子の次は、yozuca*が登場し、アニメ『D.C.~ダ・カーポ~』OPテーマ「サクラサクミライコイユメ」。メインステージ後ろにあるスクリーンに桜の花びらが舞う演出で会場を盛り上げる。MCでデビューから7年目の夏にさいたまスーパーアリーナという大きな会場でライブができる事への感謝を話し、最新シングル「Morning - sugar rays」を歌った。








CooRie続いて登場したのはCooRie。緑色のドレスを着て、アニメ『美鳥の日々」OPテーマ「センチメンタル」で会場を盛り上げる。yozuca*が歌う「サクラサクミライコイユメ」を聴きながら感極まってしまったと話すCooRieのrino。これまで数多くの楽曲に携わってきた『D.C.~ダ・カーポ~」シリーズから「心に届きますように」と話し、「存在」(アニメ『D.C.~ダ・カーポ~』EDテーマ)をしっとりと歌い上げる。







m.o.v.erinoの歌声を堪能した後、スクリーンに映し出されたのは夜の峠を攻める2台の車。映像が途切れると、メインステージの下手から自転車に乗ったmotsuが現れ、センターステージに自転車を乗り捨てるというパフォーマンスから、m.o.v.eのステージがスタート。PS3ゲーム『頭文字D EXTREME STAGE』OPテーマ「DIVE INTO STREAM」と、昨年のアニサマで武道館を熱狂させたアニメ『頭文字D』OPテーマ「Gamble Rumble」を披露。間のMCで「去年は初出場で、隣町の盆踊りに紛れ込んじゃったようで、今年はアニソン界の住人として踊りたいと思います」と話していた通り、怒涛のようなmotsuのラップに合わせて高まっていく一体感でものすごい盛り上がりを見せた。「パーティーはまだまだこれから、ヤバイ奴らがいっぱいでてきます、お楽しみに」というmotsuの言葉を最後にm.o.v.eが退場。

AAAスクリーンに流れる秋の新アニメ『ワールド・デストラクション』の映像と共にAAAが登場し、同作品主題歌「ZERO」の歌とダンスで客席を魅了した。続いて『仮面ライダー電王』OPテーマ「Climax Jump」には、「いーじゃん! いーじゃん! すげーじゃん?!」のコールが会場全体から巻き起こる盛り上がりを見せた。


可憐Girl'sその後、センターステージに話題の小学生ユニット可憐Girl’sが登場して、アニメ『絶対可憐チルドレン』OPテーマ「Over The Future」! 「絶対!」「最大!」「大胆!」と客席からのコールも高らかに上がる盛り上がりぶり。大舞台への緊張は有ったのだろうが、可愛らしいルックスや初々しい歌声に反した堂々としたステージングを見せ付けた。「以上、可憐Girl’sでした!」と挨拶だけ残してセンターステージからパッと姿を消すと、会場に鳴り響くのは「ヤンマーニ」の空耳でお馴染みの「nowhere」。歌うは、savage genius・茅原実里・yozuca*の三人。この日の特別ユニット「ヤンマーニガールズ」と客席一緒になっての「ヤンマーニ」大合唱がスーパーアリーナに鳴り響いた。

茅原、yozuca*の二人が退場し、savage geniusのソロステージ。秋の新アニメ『夜桜四重奏』OPテーマにもなっている、アップテンポな曲調に切ない歌詞の乗った新曲「JUST TUNE」で会場を盛り上げた。その後のMCで感極まってしまうシーンもあったが、続くアニメ『うた∞かた』OPテーマ「想いを奏でて」をしっかりと歌いきった。

AKINO from bless4savage geniusの次に登場したのは、AKINO from bless4。アニメ『創聖のアクエリオン』主題歌・挿入歌でお馴染みのAKINOは、一緒に活動している兄弟を引き連れて登場。炎の揺らめくステージに現れ、OPテーマ「創聖のアクエリオン」イントロが流れると、客席でもウルトラオレンジのサイリウムが折られ、大人気の1曲を生で聴ける喜びを表していた。MCでは兄弟4人によるアカペラの披露もあり、最後に『創聖のアクエリオン』挿入歌「Go Tight!」を歌い、ステージを後にした。

続いて登場したのは、この日唯一の男性ボーカルでもある、ロックバンドGRANRODEO。アニメ『恋する天使アンジェリーク~かがやきの明日~』OPテーマ「慟哭の雨」でステージをスタート。『アニサマ』初出場となる彼ら、「名前だけでも覚えて帰ってください」と、謙虚な発言をしながらもコールアンドレスポンスでは、完全に客席を掌握。その勢いで「ケンゼンな本能」を歌い上げる。3rdシングルのカップリング曲という渋い選曲ながらも、ドラムとギターの効いた楽曲と圧倒的に格好いいステージングと、スモークや炎などの特殊効果でさいたまスーパーアリーナをロックした。

栗林みな実続いて、アニメ『紅』OPテーマ「Love Jump」に合わせて登場したのは栗林みな実。スクリーンに音符が音楽に合わせて飛び回る中、歌い上げる彼女は、さすがアニサマ出場4度目という歌姫ならではの堂々とした、それでいて楽しそうな様子が伝わってくるステージングだった。MCを挟んで、OVA『君が望む永遠~Next Season~』OPテーマ「Next Season」とアニメ『舞-HiME』OPテーマ「Shining☆Days」を続けて披露。「Next Season」を歌っている後ろで、スクリーンにアニメのOP映像が流れる演出には会場から驚きの声が上がっていた。「Shining☆Days」は、4人のダンサーと一緒にセンターステージで歌い、客席からのコールやコーラス浴びて輝いていた。


Suara次は、昨年のアニサマでも伸びやかな歌声で観客の心をグッと掴んだSuara。PS3ゲーム『ティアーズ・トゥ・ティアラ-花冠の大地-』OPテーマ「haunting Melody」を歌い、これでもかと盛り上がった後の会場に沁みこんでくるかのような心地よい歌声で客席を包み込んだ。さいたまスーパーアリーナの舞台に立っているのが信じられないと言いながらも、「夢ちゃうねんなあ!」と目の前に広がる光景を噛み締めていた。もうすぐデビュー3年になるSuara、MCで「石の上にも3年、コツコツとチャレンジしていきます」と今後の抱負を語り、歌ったのは「星座」(PCゲーム『鎖-クサリ-」EDテーマ)。会場が暗転し、ステージの後ろが満点の星空のようになるというロマンティックな演出もさることながら、客席で光るサイリウムの温かい光が幻想的だった。

茅原実里 いよいよ後半戦となるアニサマ初日。続いて登場したのは、歌手として着実にステップアップしている茅原実里。8人の弦楽器奏者がステージに登場し、生で美しい旋律を奏でる中、アルバム『Contact』から「詩人の旅 from Contact」として、メドレーのような形で披露。続けて最新曲「雨上がりの花よ咲け」を伸びやかに歌いあげた。その後のMCで、「こんなに大きなステージで歌ったのは生まれて初めてです。ありがとう」と話し、温かい拍手に包まれていた。実家から東京に仕事に通いながら電車の中で建設途中のさいたまスーパーアリーナを見続けていて、このステージで歌うのが夢だったと思い入れを語り、今そのステージに立っているのが夢みたいだと言うと、客席から大きな「おめでとう」という声があがるなど、温かい空気に包まれていた。次に歌った曲は、現在の歌手活動のきっかけになったと自ら語ったアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』キャラクターソング「雪、無音、窓辺にて。」。茅原の「許可を」という言葉に、客席全体から「よし、やっちまえ!」と応答があり、音楽が鳴り始めると、会場は再び興奮の坩堝に。茅原+奥井さらに続けて、奥井雅美とデュエットで「輪舞-revolution」(アニメ『少女革命ウテナ』OPテーマ)を披露。奥井雅美トリビュートアルバムで茅原がカバーしたこの往年の名曲をこのような形で観られるというサプライズに盛り上がらないはずがない。





奥井雅美続いて、奥井が「INSANITY」(ゲーム『マヴラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプスAVN』OPテーマ)をソロで歌い上げる。ギターサウンドのロックチューンで、フィナーレに向けて勢いを増していく。











ALI PROJECT歌い終わった奥井がステージを後にすると、ホラー映画のような音楽が流れだす。スクリーンには森や洋館などゴシックホラーテイストの溢れる映像が流れる。お待ちかねの、ALI PROJECTの登場だ。かがり火のように炎が揺らめき、足元にはスモークが焚かれて怪しげな雰囲気が漂うステージに白いスーツに身を包んだ片倉三起也氏と、新曲「わが﨟たし悪の華」の衣装に身を包んだアリカ様が登場し、いよいよ準備完了。まずは『シゴフミ』OPテーマ「コトダマ」を歌い、MCへ。JAM Projectが2日目のため、この日の最年長アーティストはALI PROJECTではないかという話から、「『アリプロはもう年なんだから少し休め』という声も聞こえるのですが、皆さまもお察しのとおり、私は不老不死の魔女でございます」と語り、客席を沸かせていた。これからも、どんどん音楽を作っていきたいと語り、次の曲はALI PROJECTが大切にしている大和魂を描いた曲「愛と誠」。和風のドレスに身を包んだ4人のドラァグクイーンが登場し、扇を片手に怪しく舞うという、倒錯的なステージが繰り広げられた。次に歌うは、アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュR2』EDテーマ「わが﨟たし悪の華」。両刃の剣を片手に、上着を脱いだドラァグクイーンを引きつれてセンターステージを一周するアリカ様が1万8000人の観客を完全に支配した瞬間であった。


水樹奈々そして、『アニメロサマーライブ2008』初日のトリを飾るのは、もちろんこの人、水樹奈々。スーパーアリーナにケーナの音が鳴り響くと、客席からは歓声が沸き起こり、ウルトラオレンジのサイリウムがそこかしこで折られる。1曲目は「残光のガイア」。金と赤の上着を纏った水樹が登場すると一気にトップギアで盛り上がる。演奏はアニサマ特別編成のバックバンド・チェリーボーイズ。水樹の背後では白い衣装のダンサーが怪しく踊り、民族音楽的な雰囲気をより演出する。続いてアニメ『ロザリオとバンパイア』EDテーマ「Dancing in the velvet moon」では、上着を脱ぎ、へそ出しの妖艶な衣装に。マイクも、ハンドマイクからヘッドセットに換えてセンターステージへ。ダンサー・チームヨーダ6人も登場し、水樹のライブの売りであるダンスを見せ付けた。そして、MCでは、7月5日の代々木体育館2Daysから始まった長い夏がこのアニサマでひと段落付くという話をし、さいたまに集まった1万8000人の観客全員に「最高に良い汗をかいて帰ってください」と最高のパフォーマンスを約束した。バンドのメンバー紹介を挟み、次の曲は『魔法少女リリカルなのはStrikerS』挿入歌「Pray」ここからはふたたびハンドマイクに持ち替えた歌唱重視の選曲だ。「Pray」に続けて、アニメ『魔法少女リリカルなのはA’s』OPテーマ「ETERNAL BLAZE」のイントロが聴こえ、さらにヒートアップする会場。水樹+アリカさらに、なんとここで、ステージに宝野アリカが登場! 昨年のアニサマで「奈々ちゃんの曲でデュエットしたい」と語っていた約束が果たされた夢のコラボレーションだ。メインステージには炎が吹き上がり、客席からも「ETERNAL BLAZE!」と、この日最大級の掛け声が上がった。





30日出演者興奮冷めやらぬ中、この日の出演者(可憐Girl’sは不在)が再びステージに登場し、テーマソング「Yells~It’s a beautiful life~」を歌い、4時間近いステージ本編が終了した。

長いアンコールの後、Tシャツに着替えた出演者と、ミュージシャン・ダンサーが再度ステージに登場。アンコール1曲目は昨年のアニサマテーマソング『Generation-A』。途中で特効の銀テープが発射され会場をさらに煌びやかにした。そして、一人ずつの感想とバンド・ダンサーなどの紹介の後に、再び今回のアニサマテーマソング「Yells~It’s a beautiful life~」。途中から、ハートの形をした紙が舞い降りてくる演出には目を奪われた。こうしてステージを締めくくった後は、名残を惜しむようにメインステージの両サイドやセンターステージをぐるっと回り、熱い4時間45分を共に過ごした観客の顔を見てステージを下りた。


アニメロサマーライブ2008 -Challenge- 初日は、こうして無事に幕を下ろし翌日へとバトンを引継いだ。

31日のレポートはこちら!

©Animelo Summer Live 2008/DWANGO


  




2008年09月30日

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