2ndシングルは『ソードアート・オンライン』EDテーマ! 春奈るな「Overfly」リリース記念インタビュー

「第4回全日本アニソングランプリ」にてファイナリストとなった後、TVアニメ『Fate/Zero』第2期EDテーマ「空は高く風は歌う」で鮮烈なデビューを飾った春奈るな。雑誌「KERA」の読者モデルとしても活躍する一面もある彼女の2ndシングルは、TVアニメ『ソードアート・オンライン』のEDテーマとなっている「Overfly」。このリリースを記念し、春奈るな本人に話を訊いた。
(インタビュー・文/高田俊)



◆実はものすごいアニメ大好き女子?

――まずは改めて自己紹介をお願いします。

春奈 春奈るなです。私はアニメがすごく大好きで、アニメグッズを求めて秋葉原や池袋に週に何度も行ってしまうくらいのオタク女子です(笑)。本当にアニメが大好きなので、そのアニメの良さをいろんな人に伝えるためにアーティストになったといっても過言ではないくらい、アニメが好きなんです。

――なるほど。アニメだとどういうジャンルがお好きなんですか?

春奈 やっぱり少年マンガの方にハマりました。昔は少女マンガとかも読んでたんですけど、最近では少年向けだったり青年向けだったり、いろんなアニメやマンガを幅広く。ガンダムは特に好きで、その中でも『SEED』と『Destiny』と『W』が好きなんですけど、あの頃はアキバにあるガンダムSEEDグッズを買い尽くしてましたね。お店に行っても、家にあるものしか売ってないみたいな状態になってて、もうそれくらい買いそろえてました(笑)。

――コスプレもされてましたよね。

春奈 そうですね。ガンダムSEEDのキャラクターなんですけど、ザフトっていう軍の軍服を着て歌ったこともあります。

――そんな春奈さんが、今年5月に『Fate/zero』のEDテーマ「空は高く風は歌う」でデビューとなりましたが、周りからの反響みたいなものはありましたか?

春奈 やっぱりありますね。家族はすごく喜んでくれるし、友達からもいっぱいメールが来たりして、そういうのはすごく励みになります。

――春奈さんがかなりオタク文化が大好きということを、まだ知らない人も多いかもしれません。

春奈 アニメは私にとっての生きがいというか……。歌うことに関してもすごく重要な要素になっていて、アニメのキャラクターを通して妄想が広がるっていう場合がすごく多いので、本当にかけがえのない存在だと思うし、ずっとアニメに触れてないと淋しくなっちゃって、アニメが見たくなり過ぎて学校休んだりしたこともあります(笑)。DVDを借りてくると、それをもうずっと一日中見ていたくなっちゃって、学校に行く気になれないみたいなことが結構あって。それくらいアニメに触れていたい人間なんです。

――それだけアニメがお好きだと、このシリーズの作品主題歌、例えばガンダムシリーズの主題歌を歌ってみたいっていう夢とかもあるんじゃないですか?

春奈 あー、ガンダム。歌いたいですね! ガンダムは特に、EDテーマを歌いたいですね。私の中でも、ガンダムシリーズはEDテーマが印象に残ってて、See-Sawさんの「君は僕に似ている」っていう曲がすごく好きなんですけど、最終回にかかる曲ってとても印象に残っていて。曲を聴いてるだけで最終回を思い出して、何回も泣きましたね。

――春奈さんの「空は高く風は歌う」もEDテーマですし、あの曲を聴くと『Fate/zero』を思い出すって方も多いと思いますよ。

春奈 そうですね、やっぱりそういう印象に残るような歌を歌いたいですね。


◆2ndシングルは『ソードアート・オンライン』第2期EDテーマ

――それでは新曲「Overfly」の話をお伺いしたいんですが、最初に曲を聴いた時はどのような印象をもたれましたか?

春奈 そうですね、一番最初に聴いた時は、メロディとか歌詞を通じて“空”っていうものを感じましたね。前作の「空は高く風は歌う」も空をイメージとしてるんですけど、曲調とかバックのサウンドとか歌詞で、こんなに印象が変わるものなんだなって思ってすごくびっくりしましたね。

――実際に歌ってみてどんな感じでしたか?

春奈 メロディ的にもどんどん速くなっていく箇所などがあって、そこが感情を入れやすく、歌っていて気持ちよかったです。

――曲中で気に入ってる歌詞などはありますか?

春奈 そうですね、「Ovefly」だと、2番の歌詞なんですけど、「強がりの笑顔いつの間にか上手くなった」っていう歌詞があって。ここってすごく共感できる部分がたくさんあって、人ってきっと、生きていく中で絶対強がらなきゃいけない時があるから、(自分にとっての)そういう時を思い出しながら歌ったので、すごく思い入れがある歌詞になってますね。

――レコーディング時のエピソードなどありましたら。

春奈 私にとってこの曲って結構キーが高いので、どうやって喉を切り返ししたらいいんだろう?っていうところでちょっと悩んじゃって。でもそこは作曲していただいたSakuさんといっしょに練っていただいて、完成しました。サビの部分は苦戦しましたね。

――MVの方も見させていただきました。とても雰囲気の出ているMVですよね。

春奈 “部屋の中から空を夢見てる”っていうコンセプトになっていたんですけど、解放感を求める切なさだったり、葛藤っていうものを感じながら撮影しました。衣装の方も、いつも「KERA」っていう雑誌でお世話になっている方にスタイリングしていただきました。

――続いてカップリング曲の「魔法の城、真実の書物。」について。こちらの曲はニコ動で人気のマチゲリータPさんとのコラボとなりました。

春奈 やっぱりすごく世界観が濃かったし、歌詞も漠然としてるんですけど、ストーリー性が高いから、好奇心をくすぐられましたね。

――マチゲリータさんらしいロックな曲調ですが、これまでの曲と違ってかなりテンポの速い曲を初めて歌った感想はいかがですか?

春奈 私、ヴィジュアル系などもよく聴くので、そういう縦ノリの激しい音楽は好きだし、新鮮で楽しかったですね。

――では以前からこういうロックな曲が歌いたいという願望もあったんですね?

春奈 ゴリゴリのロックが歌いたいですね。今回はドラマチックなロックなんですけど、またそれとは違った、エレキギターが鳴りまくってる曲も歌ってみたいです。

――ご自分でギターなどの楽器をやってみたいっていう思いはあるんですか?

春奈 私、一回ギターやってみたんですけど、手がちっちゃくて、回りきらないんですよ(笑)。握力も弱いから音がきれいに鳴らなくて、ギターはあきらめたことがあるんですけど、でも、やっぱりやってみたいっていう願望はありますね。

――この曲の気に入ってる部分はどの辺りになるのでしょうか?

春奈 この曲って結構歌詞がドラマチックなんですけど、漠然としているので、どこに感情を入れたらいいのかわからない部分があったんです。でもやっぱり一番歌詞で大事なのは「真実を知った あなたは私を助けるために魂を犠牲にしたんだ」っていうところが、グッとくるんじゃないかなって思います。

――その辺りはかなり力を入れて歌ったんですね。

春奈 最初は、仮歌がボーカロイドで来たんですよ。ミクの声でやってきて、それを聴いてるうちにミクの歌い方になっちゃって、結構平坦な歌い方になっちゃったんですね。逆にどう感情を入れたらいいかがわからなくなってしまって、どうしよう?って思ったんですけど、前に起こった出来事を勝手に想像しながら考えていったらどんどんその気持ちになれて、やっと入りこむことができました。

――レコーディングにはマチゲリータさんも来てらっしゃったんですか?

春奈 そうなんですよ。アーティスト写真とは全然違くて、癒し系でした。ほわほわしてましたね(笑)。

――マチゲリータさんはニコニコ動画でも活動されているボカロPですが、春奈さんもニコニコは結構見たりされてるんですか?

春奈 見ます。“歌ってみた”じゃなくて、“歌ってもらった”っていうのがあって。歌い手さんが歌った曲を、アニメのキャラに当てはめて、アップするやり方があるんですよ。そのシリーズはよく見てますね。

――ニコニコ動画のイベントに出てみたかったりしますか?

春奈 ニコニコ超会議とか出てみたいですね!

――さて、今回のシングル、2曲合わせてどういう風に聴いてほしいですか?

春奈 この曲たちって、歌詞がすごく切ないんですけど、切ない感情や悲しい感情って、私はすごく大事なものだと思っていて。悲しい感情があるから、楽しいことも楽しいって感じられるって思っていて、そういう悲しさから逃げないで欲しいっていう想いがすごくあります。この曲を聴きながら、切なさの中の希望っていうものを感じていただけたら。

――切なさの中の希望、ですか?

春奈 やっぱり切ないだけじゃなくて、その中で希望を探すことによって、もっと楽しいことが楽しく感じられたり、そういう感情が無駄じゃないんだなっていうことを改めて知ることができるんじゃないかなって思ってます。


◆歌手とモデル、二つの顔

――春奈さんは「KERA」の読者モデルとしても活躍されています。

春奈 ゴスロリとか、そういうロリータファッションに目覚めたのも、アニメがきっかけだったんです。『D.Gray-man』っていうアニメがあって、結構ゴシック調の衣装とかが多かったんですけど、その世界観に憧れて、そういう服を着るようになって、今もずっと着てる感じですね。

――それは歌手活動の方の衣装などに反映されてたりもするんですか?

春奈 そうですね。やっぱりちょっとゴシックなところを残しつつ、ちゃんと曲の世界観に合わせるみたいになっています。

――歌手とモデル、二つの顔があるわけですが、お互いが影響しあうようなものはありますか?

春奈 両方とも見せ場が違いますね。モデルをやってる時は自分を見せるというか、服を着た自分を見せるっていう風に考えていて、第一優先させるのは洋服の良さを見せることって思っています。角度などを意識するんですけど、カメラ目線っていうものがアーティスト活動にもすごく役立っています。デビュー初期の頃はカメラを見るのがすごく苦手だったんですけど、モデル活動をしていくうちにカメラ慣れをして、それがPVを撮る時や、表情の作り方などですごく役に立ってますね。

――「KERA」時代からのファンの方も、アニメソング関連のライブなどに来てくれたりはするんですか?

春奈 そうですね、「KERA」を見てファンになってくれた方も、観ますよって言ってくれたり、イベントに来てくれたりもしてますね。


◆自身のライブの夢は“月のブランコ”?

――今年は「Animelo Summer Live 2012」にも出演されました。

春奈 やっぱりもう、すごくサイリウムがきれいで、なんか宇宙空間みたいでしたね、目の前に広がる光景が。その2年前に私はお客さんとして見に行ってるんですけど、まさか2年後に自分がその舞台に立てるとは思ってなかったので、すごく感動しましたね。

――これから年末に向けていくつかライブが予定されています。

春奈 そうですね、やっぱり、ほんとに歌うことが楽しいので、楽しさだけじゃなくて、いろんな感情っていうものを、来てくれた皆さんに感じていただけたらいいなって思ってます。

――何か事前に準備していることはありますか?例えばジムに行ったり。

春奈 私は、常に妄想して、想像力を養ってる、みたいな(笑)。常にイメトレばっかりしてます。

――それはライブ中のことをイメージされてるんですか?

春奈 どっちかっていうと、曲の世界観だったり、歌詞の表現をどういう風にしたらもっと伝わるかなとか、そういうイメージをしていますね。

――シンガポールでのライブも予定されていますが、海外に行くのは初めてですか?

春奈 はい。人生初の海外です。

――海外に行くことに向けて何か思うことは?

春奈 そうですね、国境を越えて自分の歌を届けられるのは本当に光栄なことなので、海外の方にも自分の世界観っていうものを共有できたらいいなって思ってます。

――海外のお客さんは、日本とちょっとノリが違うとおっしゃる方も多いですよね。

春奈 あーやっぱりそうなんですか! すごくわくわくしますね(笑)。

――これから先の、ワンマンライブの野望などお聞かせいただきたいです。

春奈 やっぱりワンマンはやってみたいですね。そのライブの世界観を一から自分で作り込んでいくってすごく素敵なことだと思うので、いつかやってみたいです。

――どんなライブがやってみたいですか?

春奈 宇宙が好きなので、どこかしらで宇宙を感じてもらえるようなライブに。私、月のブランコに乗ってバラードの曲を歌うっていう夢があって、そういうのをいつかやってみたいです!


◆激動の一年を振り返る

――すごいスピードでいろんなことを経験された1年だったと思いますが、ご自身ではどう感じられましたか?

春奈 歌うことがもっと好きになった1年でした。デビューしたことによって、歌への愛情がすごく深くなったし、もっともっと成長しなきゃなって思えるような1年になりましたね。いろいろ経験させていただくのはありがたいことだし、歌を歌うことが幼いころからの夢だったので、すごく幸せですね。

――来年に向けての抱負を。

春奈 一つの枠にとらわれずに、いい意味でいろんな顔を持った、皆さんに常にギャップを感じていただけるようなアーティストになっていきたいです。色が付くってすごく良いことだと思うんですけど、それにとらわれすぎてもあんまり面白くないなって思っていて。“歌”っていろんなジャンルがあるじゃないですか。それにふさわしい歌い方ができるようなアーティストになっていきたいですね。

――それでは最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。

春奈 これからもオタク女子として、アニメを愛し続けていこうと思うんですけど、歌手としては常にギャップを感じていただけるようなアーティストになれるように、これからもがんばりますのでどうか温かく見守っていてください。


<CD情報>
春奈るな「Overfly」
2012年11月28日発売
SME Records

■初回生産限定盤(CD+Blu-ray)
SECL-1220~SECL-1221
¥1,700(税込)
Amazon.co.jp
※特典Blu-ray(Music Video+オフショット映像)








■通常盤(CD only)
SECL-1222
¥1,200(税込)
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■SAO盤/期間限定(CD+DVD)
SECL-1223~SECL-1224
¥1,500(税込)
Amazon.co.jp
※特典DVD(Music Video+アニメ映像)







【CD収録曲】
■初回生産限定盤
■通常盤
01. Overfly
02. 祈り
03. 魔法の城、真実の書物。
04. Overfly -Instrumental-

■SAO盤/期間限定
01. Overfly
02. 祈り
03. 魔法の城、真実の書物。
04. Overfly -TV size ver.-


<ライブ情報>
・12/11(火)EOY@シンガポールEsplanade Concert Hall
・12/22(土)FUKUIアニソンまつり!@福井県みくに文化未来館


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春奈るな
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2012年11月28日

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