メンバーインタビュー到着! supercellニューシングル「告白 / 僕らのあしあと」いよいよ今週発売

supercellのシングル「告白 / 僕らのあしあと」が2012年3月7日に発売される。

今年3月にリリースしたアルバム『Today Is A Beautiful Day』(3月28日付オリコン週間ランキング初登場3位)が10万枚を突破、2,000人を超えるオーディションの中から選ばれた新ゲストボーカリスト“こゑだ”を迎え制作されニューシングル「My Dearest」もオリコンウィークリーチャートトップ10入りしたsupercellの放つ新作は、強力両A面シングル。

話題沸騰中のフジテレビ“ノイタミナ”アニメ『ギルティクラウン』と、同じくノイタミナ枠で放送中の『ブラック★ロックシューター』双方のEDテーマを収録。ジャケットイラストは2仕様となっており、初回盤Aを『ギルティクラウン』のキャラクターデザインを手掛けている“redjuice”、そして初回盤Bを『ブラック★ロックシューター』のイラストを生んだ“huke”という、共にsupercellのメンバーである両氏が担当。表題曲、ジャケットイラスト共に注目が集まるsupercell渾身作だ。




なお、同日3月7日にはryo(supercell)プロデュースによる『ギルティクラウン』新OPテーマ、EGOIST「The Everlasting Guilty Crown」がアニプレックスより発売。こちらも要注目だ。


今週水曜のCDリリースに際し、メンバーのryoが語ったインタビューが到着。以下にお届けしよう。


<supercell「告白 / 僕らのあしあと」インタビュー>
3月7日にリリースされるsupercellのシングルは、第二期に突入したアニメ『ギルティクラウン』ED「告白」と、アニメ『ブラック★ロックシューター』ED「僕らのあしあと」を収録した、豪華な1枚になった。ryoは、EGOISTの歌う『ギルティクラウン』OP「The Everlasting Guilty Crown」も手がけるほか、ClariSの歌う『偽物語』EDも作詞・作曲している。各アニメ作品とsupercellの繋がりは、ご存じの方はご存じだろうが…一般的には、同時期に放送中のアニメ3作品に一人のアーティストが関わっていること、しかも『ギルティクラウン』『ブラック★ロックシューター』と、フジテレビ「ノイタミナ」枠を1時間丸々supercellが独占しているという事実は、ちょっとした驚きのはず。このことは、supercellが幅広い層で注目を集めるきっかけになりそうだ。


――『ギルティクラウン』第二期のOPとEDの話は、最初からあったのですか?

「いえ、覚えている限りでは、最初はなかったんじゃないかな。だから、急に降ってわいたような(笑)。第一期が好評で、それで引き続きという流れだったら、それはすごくうれしいです。でも全部1月スタートの新番組なのに10月以降に制作することになってしまって、常に何かと何かが同時進行という状況で、お陰様で地獄のような、制作の日々が続いているんですけどね(笑)」

――まず「告白」ですが、歌詞を読むと「My Dearest」のC/W「罪人」の歌詞とすごく通じていると思ったのですが。

「そこは意識してリンクさせていて、時系列的にどこの場所に置くかによって解釈が変わるようになっています。前作の「My Dearest」では女の子が自らを犠牲にして男の子を助け、「罪人」では男の子がそのことを知り女の子の後を追ってしまうという、ひとつの物語を描いていましたが、「告白」を「My Dearest」の前のお話だとすると…女の子はまだ生きていて、男の子はもしかしたら女の子が自分を犠牲にするんじゃないかと気づき、それを止めさせるために女の子の元に走っている…。でもちょっと視点を変えてもうひとつの捉え方もあって「告白」を「罪人」と同じ時間軸と考えると、女の子が死んでしまったあと、助けられた男の子はその現実を受け入れることが出来ず死ぬことも出来ず、ただ妄想を抱いている…といった感じで」

――時系列どの部分に置くかによって、「告白」のストーリーが変わる。こういう作りは、すごく面白いですね。

「アルバムに向けてsupercellの楽曲に関しては、こういう仕掛けをたくさん作って行きたいと思って。読み物ゲーム的と言うか、曲がリリースされるたびにフラグがどんどん立って行って、この曲のこことあの曲のここはこう繋がっていたとか、楽しんでもらえるような作品にしたいんです」

――なるほど。そう考えると、「告白」の「笑え」という歌詞も実は…。

「そう、「My Dearest」の「こんなに笑えたこと生まれて初めてだよ」という歌詞に掛かっている。そうやってちょっとずつリンクしているので、「My Dearest」や「罪人」の歌詞と、見比べながら聴くとより楽しめると思います」

――ピアノとバンドが融合したサウンドとシンプルで聴きやすいメロディーは、「君の知らない物語」や「さよならメモリーズ」をほうふつとさせる。いわゆるsupercellっぽい曲ですね。

「得意とするパターンなので、特に悩むこともなくピアノでバーンと弾いて作りました。まさに、もともと鍵盤が主体だった従来のサウンドに戻ったと言うか…特にピアノソロなんか、初音ミクで作っていた頃の感覚でしたね。ストリングスも入っていないので、ある意味で原点回帰したとも言えます。それもボーカルのこゑだちゃんの歌声があってこそで、彼女の歌ならシンプルでもイケる!と思って」

――supercell特有の激しく展開し転調するサウンドの中で、歌がどっしりとある。彼女の存在感のある歌声だからこそ成立している楽曲ということですね。

「こゑだちゃんが、歌ってくれるからこそ書けた曲。ここまで歌えるのならと、今までとは逆にメロディーの音符を減らすという方向性も見えましたし」

――音符の数を減らすというのは?

「たとえばサビは、ロングトーンで伸ばして歌っている部分が多いですが、こういうことは今までやっていなかった。でもこれだけパワー感がある歌声なら、それも出来ると思って。サビって、字数を多くして音符数を増やしたほうがリズム感も出て、よりサビっぽくなるんですけど、彼女のパワー感ならロングトーンでも聴かせられるんです」

――あと面白いのは、ピアノソロの前に出てくる語りの部分。楽曲のテンションが最高潮に達したところで、フックになっていますね。

「そこは新しい試みでした。ポップスの楽曲でこういう物語的な語りが入るのって、あまり聴いたことがないと思うので、聴いてくれる人が新しく感じてくれたらうれしいです。語りの内容は主人公の気持ちで、希望なのか後悔なのか、ここをどう解釈するかで先にお話した時系列が変わって来る。楽曲としても歌詞の世界観としても、重要なパートです」

――ちなみに前回の「My Dearest」は、『ギルティクラウン』という言葉と1枚のイメージ画のみから、想像を膨らませたと言っていましたが。

「実は面白いことに、今回も1枚の絵がきっかけでした。参考にと思って監督のところに話を聞きに行ったとき、設定集を見せてもらったんです。その中にあった夜景のシーンの絵がすごく印象的で、それを元に夜のバトルシーンなど想像を膨らませて出来たのが、EGOISTのOP「The Everlasting Guilty Crown」なんです。それがアッパーな感じで終焉に向けて走って行く夜のイメージだったので、EDの「告白」は、だんだん夜が明けて行く朝焼けのイメージで制作しています」

――そのEGOISTによる「The Everlasting Guilty Crown」は、ハイパーと言うか。ピアノとバンドによる従来のsupercellサウンドに、強烈なデジタルビートが見事に融合された、supercellの新たな世界観とも言えますね!

「もともと四つ打ちのエレクトロでやろうと考えていたのですが、このテンポはどちらかと言うとトランスなんですよね。ハピコアとも言うらしいですが、そのスピード感でエレクトロをやってみたという感じです。しかもそこには、ピアノ、ベース、ギター、ストリングスを、全部生演奏で乗せていて。ベースも、生と打ち込みとサイドチェインベースの3種類が乗っている…大音量で聴けば聴くほど、サウンドの面白さが分かってもらえると思います」

――ギターは、左右のバランス感が絶妙に面白いですね。

「ギターは特殊な録り方をしているので、変なステレオ感が出ていると思いますね。実はそのためだけに、デジタルキャビネットという機材を海外から取り寄せて使っています。他にも細かく言うと、ピアノも最初に全部生で弾いたものを、切り出して打ち込みでズラして配置していて…。それによって生音だけど打ち込みで、でも打ち込みでは絶対に出せない独特のグルーヴが出せていると思います。編集作業がものすごく細かくて大変で、実に手間のかかった料理なので、たっぷり味わって聴いてほしいです(笑)」

――そうした音数が多いサウンドの中で、ゆったりとした大きなメロディーが流れるサビ。そのギャップがすごく気持ちよくて、ゾクゾクッときました。

「ありがとうございます。テーマはミスマッチ感と言うか(笑)。メロディー自体は普通にピアノで作ったので、ピアノの弾き語りだと一般的なポップスに聴こえるのですが、そのザ・ポップスと言うか歌謡曲みたいなメロディーの構成に、こういうサウンドアレンジをすることによって普通じゃなくなるという」

――複雑で高度なアレンジと、シンプルでキャッチーなメロディ。相反するふたつがひとつになった、アンビバレントな楽曲ですね。

「ちょっと強引だったかもしれないけど(笑)、気に入ってくれたらうれしいですね」

――chellyさんのボーカルも、情感たっぷりですごく良い。

「基本的に彼女はアドリブラインが上手いのですが、前回の「Departures ~あなたにおくるアイの歌~」のレコーディングを踏まえて、自分でも思うこともあったらしくて、すごく表現力が増しました。自分の良さを分かって歌っていると言うか、こういう歌い方をしたらかっこいいとか、かわいさや切なさとか彼女しか持っていない声の出し方があって…」

――強さの中にある、かわいさや切なさを持ったウィスパーっぽい声、そこは萌えポイントですね。

「そうなんです!でもそれを分かった上で、使いすぎず要所要所で入れているあたりが心憎いんです」

――そして、シングルのもう1曲「僕らのあしあと」は、アニメ『ブラック★ロックシューター』のED。supercellの代表作「ブラック★ロックシューター」に、新たに曲を作るというのは、どういう気持ちでしたか?

「もともと「ブラック★ロックシューター」は二次創作的な感じで、ニコ動でみんなが自由に世界観を解釈して、歌ったり絵を描いたりして盛り上がったんです。だから今回も、自分的にはフジテレビが手がけた、大がかりな二次創作みたいな感覚ですね(笑)。OPは、08年に初音ミクで発表した楽曲「ブラック★ロックシューター」に新たに手を加えたもので、深夜とは言え全国ネットで初音ミクの歌が大々的に流れるというのは、僕らにしてみれば痛快な出来事。こっち側からして見ると、向こう側に攻め込んでる感があるので、そこも含めて楽しんでほしいという気持ちです」

――「僕らのあしあと」も、「ブラック★ロックシューター」を作った本人による二次創作のような感覚ですか?

「これは、むしろアンサーソング的な感じ。08年に「ブラック★ロックシューター」を作った当時は、自分を変えたいと思って、誰かに聴いてもらうというよりも、自分のために作っていたんです。それがきっかけで今こうしているわけで…それで、現在から振り返った軌跡を、歌詞では書いています」

――サウンドは、supercellの大きな特徴のひとつであるピアノが排除されているのに驚きました。

「普通のアーティストなら、そこはこだわるところでしょうけど、自分の場合は一曲ごとの世界観のほうが大事だと思っていて。極端なことを言うと、曲が良ければ何でもいい。従来のイメージというものにこだわりがないところが、逆にアーティストとしてのsupercellらしさなんじゃないかなと」

――バンドサウンドとストリングスが融合したスケールの大きなサウンドで、オアシスとかのUKロックをほうふつとしました。

「自分でも聴きながら「オアシスっぽいな」って思いました(笑)。ウォールオブサウンドって言うか、左右をストリングスで埋めるという。これは狙ったわけではなく、やってみたらこうなったという感じだったけど」

――シンプルなのがすごく心地良くて、こゑださんの歌のパワー感がより引き出されていますね。

「メロディーは、最初はもう少し狭めのレンジだったのですが、今回のこゑだちゃんは、上下2音くらいずつ音域が拡がっていて。ノドがどんどん開いていると言うか、前のレコーディングから2~3ヶ月でこんなに成長するのかと驚きましたね。それで、途中でメロディーのレンジを拡げたりして、当初よりも規格外の曲になったと思います」

――ちなみに、「ブラック★ロックシューター」は二次創作がOKだったわけですが、フジテレビで流れることによって、それはどうなっているのですか?

「引き続きというか、なにも変わらずです。今までと変わらず安心して二次創作してみたいって方はしてください(笑)。そもそもボカロとかCGM文化って、好きな人達同士で盛り上がる、そして異文化同士がクロスオーバーする、そういうのが楽しいわけであって。それに水を差すようなことはしないつもりです。アマチュアのアーティストがプロになって、音楽性が変わってしまうことに似ていて…要は、もともとのスタンスを曲げないことが大事だと思うんです。自分が常々思うのは、そういう意味において自分はプロじゃないんだと言うこと。もちろんメジャーで活動しているけど、気持ちとしては最強のアマチュアでありたいと思っています。きっとそれを突き詰めれば、プロが作る音楽よりもっとプロの音楽になるんじゃないか、と。中でも歌モノに関しては、最強でありたい!今回の一連の楽曲も、どれもそのスタンスで制作しています」

――だからこそ、自由な発想で楽しい曲がたくさん生まれるのでしょうね。

「人生、楽しいことなんてそうそうないので(笑)。音楽くらいは、自分の好きなように楽しくありたいと思っています」

取材・文/榑林史章


<CD情報>
supercell「告白 / 僕らのあしあと」(初回盤A)
supercell「僕らのあしあと / 告白」(初回盤B)
2012年3月7日発売
ソニー・ミュージックレコーズ


◆初回盤A / ギルティクラウン盤[ジャケットデザイン:redjuice]

■初回生産限定盤A
SRCL-7881~2
¥1,575(税込)

※CD+DVD(表題曲のミュージックビデオ+α)








■通常盤の初回仕様A
SRCL-7885
¥1,223(税込)

※CDのみ








【収録曲】
01. 告白
作詞・作曲・編曲:ryo
※TVアニメ『ギルティクラウン』EDテーマ

02. 僕らのあしあと
作詞・作曲・編曲:ryo
※TVアニメ『ブラック★ロックシューター』EDテーマ

03. カレ
作詞・作曲・編曲:ryo

04. 告白(TV Edit)
05. 告白 -Instrumental-
06. カレ -Instrumental-
07. 告白(TV Edit)-Instrumental-


◆初回盤B / ブラック★ロックシューター盤[ジャケットデザイン:huke]

■初回生産限定盤B
SRCL-7883~4
¥1,575(税込)

※CD+DVD(表題曲のミュージックビデオ+α)








■通常盤の初回仕様B
SRCL-7886
¥1,223(税込)

※CDのみ








【収録曲】
01. 僕らのあしあと
作詞・作曲・編曲:ryo
※TVアニメ『ブラック★ロックシューター』EDテーマ

02. 告白
作詞・作曲・編曲:ryo
※TVアニメ『ギルティクラウン』EDテーマ

03. カレ
作詞・作曲・編曲:ryo

04. 僕らのあしあと(TV Edit)
05. 僕らのあしあと -Instrumental-
06. カレ -Instrumental-
07. 僕らのあしあと(TV Edit)-Instrumental-


supercell公式サイト:
http://www.supercell.jp/

EGOIST公式サイト:
http://www.egoist-inori.jp/

TVアニメ『ギルティクラウン』公式サイト:
http://www.guilty-crown.jp/

TVアニメ『ブラック★ロックシューター』公式サイト:
http://www.noitamina-brs.jp/


©ギルティクラウン製作委員会
©BRS on TV


   




2012年03月05日

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